モザンビークとか教育とか数学とか

地元役場退職→数学の教育支援のためモザンビークへ(JICA海外協力隊2019年度2次隊)

ちょっと長めの帰路

新型コロナウィルスにかかる一時帰国



3月17日(火)
JICA海外協力隊全員の一時帰国が決定された連絡が届く。
帰国日は次週の前半あたりとの連絡が合わせて伝えられる。



18日(水)
航空会社が飛行便を減便や欠航する対応をしているため、任国から出国できないリスクが高まりつつあることから早急な一時帰国を実施するとの連絡が届く。



19日(木)
モザン首都隊員の一部が第一陣として出国。



20日(金)
残りのモザン首都隊員が第二陣として出国。



21日(土)
モザン地方隊員全員が第三陣として出国するはずだったが、予定していた飛行機がなくなる。



22日(日)
バスで南アフリカに移動し、ヨハネスブルクから夕方のフライトに搭乗する予定となる。

モザンから南アに入国は出来たものの、ヨハネスブルクへ向かう途中の道でゲートを通してもらえず警察を呼ばれる。

国境まで戻されたけれど、南アの大使館などの御協力により夕方頃に解放される。

夕方のフライトが午前3時半に遅延されていたため(不幸中の幸い)、再度ヨハネスブルクへ出発。



23日(月)
午前3時半のフライトで南アを出発。
現地時間の午後2時頃ドバイ到着。



24日(火)
午前3時頃のフライトでドバイを出発。
現地時間の午後5時、日本到着。






今回の一時帰国にあたって、 JICAモザン事務所、在モザン大使館からJICA南ア事務所、在南ア大使館まで本当に御尽力いただきました。
バスの運転手さんも頑張ってくれた。
感謝の気持ちでいっぱい。
本当に感謝しかない。

今回のコロナの騒動では様々な人が判断が難しい場面や膨大な業務にあたっており、その方々の心労は計り知れない。
一日も早い終息を願うばかり。


ひとまず、2週間は家で引きこもり(自主隔離)。











(余談)
国境封鎖や飛行機の欠航の話を聞いていたので、南アでゲートを通してもらえなかった時は、もうしばらくは南アかモザンで過ごすのかなあと思い始め、まあ生きてるからいっかってなった←















(メモ)
同期と一緒に来年の12月を迎えたい。
だから、またモザンに行く。

モザンで良いパフォーマンスが出来るよう日本で出来る準備をする。
出国前に行きたかったあそこに行って数学教育の勉強をしよう。
モザンで見えた課題を解決する準備をする良い機会。

あとは、出国前に会えなかった人たちの顔も見たいなあ。

日本の状態はネットでしか見ていないから、実際に過ごすことに少し不安はあるけれど。

なんとかなーる

今出来ること、やりたいことをしよう。







3月22日(日)(モザン生活111日目)モザン出国
3月24日(火)日本一時帰国

いづい(モザン107日目)

テストの答え合わせをしてるんだけど、めっちゃいづい。

何がいづいかって、

日本では、

正解に◯
不正解にレ点

を付けるけど、


モザンビークでは、

正解にレ点
不正解に×

を付ける。


めっちゃいづい。
少し気を抜くと不正解にレ点を付けそうになる。




あとは、同じ数学でもちょこちょこ記号が違う。
例えば、区間を表す記号も

−1以上2未満を表すときは

日本だと[-1,2)
モザンビークだと[-1,2[

みたいな。



最初はカッコが逆を向いてて何事かと思った←
数学の記号は世界共通かと思ってたんだけど、違うんだなあ。
どこか何か基準があるのかな。調べてみよう。



とまあそんな話をモザンの同僚と話してて、答え合わせのやり方もそのうち慣れるよって言われてたけど、
そんな中JICA海外協力隊は全員一時日本に帰国することが決まりました。
モザンビーク組は、来週前半を帰国の目処としているようです。


どれくらい離れることになるんだろうなあ。


何にせよいつだって明日は分からないから









余談

一昨日、同僚に買ってもらったやつ

名前を忘れてしまった←
中を噛んで甘みを楽しむやつ。

外が硬くて、しばらく格闘してた。
これを売っていたおばちゃんは、歯で外側を剥がしてたからすごい。

小さい頃に、校庭の端のなんかの茎やなにかの花の蜜を吸ってたのを思い出した。
懐かしいけど、もうあの草花が何だったか思い出せないや。




















(一時帰国が決まった心境)
人それぞれ色んな心境があるし、それっていう一つの心境だけでもないと思う。
私としては、一時帰国が決まって正直安心している気持ちがある。
ここ数日はコロナコロナと言われるのがとても増えている。
直接大人から言われる分には「持ってないよー」と笑いながら言って終わるから良いけど、
子どもが「チンチョンチャーン コロナコロナー」って言ってくるのが、特に昨日がメンタルにきてた。
昨日シャパに乗ってたとき、バス停に停まるたびにそこに子どもがいて、そして何故か必ず上記フレーズが飛んできて。
ちょうど帰宅時間帯にシャパに乗っちゃったから、学校帰りの子どもが多かったからなんだろうけど。

歩いていて明らかに避けて歩かれるのはちょっと面白いなとか、無駄絡みされずに良いなって思ってたけど、
でも、心のどこかで差別的な行為を受けていることに対してストレスも感じてた。

今は隣の南アフリカにコロナの発症者が出てて、ここモザンビークではまだ出てないけど時間の問題だと言われてる。
というか、もういるんじゃないかとも思う←

人との接触も多いこの国で出たら、広がりは早そう。
さらに医療体制にも不安がある。
だから、総じて安心しているのが正直な気持ち。





モザンビーク 107日目
シャイシャイ 57日目
一時帰国まで 5〜6日ぐらい?

手洗いの達成感(モザン104日目)

一日かけて約一週間分の洗濯物がやっと終わった。
いつもは毎日やっているから、そこまでの労力ではないけれど、一週間分の手洗いはプチ達成感。
洗濯機くんなら1時間あれば終わるところなのでしょう。
まあ、うちの洗濯桶が小さいことも原因なので、大きめの桶を今度買おう。


そんなプチ達成感の中、もう他のことがやる気が起きない←


【土日にやりたかったことリスト】
1 洗濯をする
2 フィナさんのところに行く
3 買い物をする
4 報告書を書く
5 テストの丸付け(約270名分)をする
6 板書案を作成する
7 ネズミ君を退治する



①洗濯をする(済)
終わった!と思っていたけど、書きながら思い出した。
シーツがまだだ。枕カバーだけでもやろう。
まあでももう終わったも同然。


②フィナさんのところに行く(済)
カプラーナを仕立ててくれる人。
金曜日に学校から白衣をいただいたのだけれど、サイズが大きいためフィナさんに直してもらおうと。
あわせて、ナンプラで買ったカプラーナをトートバックに仕立ててもらうようにお願い。
仕上がりにワクワク。


③買い物をする(未)
ナンプラに行ってからカプラーナ購入欲が高まり、シャイシャイでも一点購入!
いやでも、これじゃない…!←
あのナンプラで買い逃したあれに似たやつが欲しい…!
まだしばらくはカプラーナ欲が続きそう。

そして、食材を買うの忘れてた←


④報告書を書く(未)
協力隊員が定期的に書かねばならない報告書。
それを書くためにPCを開いたんだけど、まあやる気が起きない。
途中でさぼり、ブログを書く始末←
期限は4月3日あたり。期限がまだあると思っている自分がいる。あかんやつ

⑤テストの丸付け(約270名分)をする(未)
この前の水木金と学校でテストがありました。
もうカンニングがすごいのすごいの。
カンニング防止のため巡回するんだけど、キリがない。
最初はもぐらたたきゲームの気分でいようと思ったけど、キリがなさすぎてもう疲れてしまった←
帰る時までには改善出来ると良いなあ。

⑥板書案を作成する(未)
最初に作っているのは、テストの解説の板書案。
いや、下書きの途中まではやった。


テストがあった日の帰りに生徒と一緒に下校していてテストの話になった。
生徒が一番難しかったって言ってた問題は確かにパッと見た限り正答率が悪い。
問題の内容は、「実数の直線に点をマークする」というもの。
………。
今は正直、どうして分からないのかが分からない。
他の問題だったら、計算方法が分からないのかなとか、文章問題長くて難しいかなとかを考えるけれど。
………。
読んで字のごとくの問題だし、先生は授業でも同じ問題やっていたし、
………。
テストの回答状況や生徒と話してみて、どうしてかを探ろう…。

⑦ネズミ君を退治する(未)
今日の朝に大家のねこ様が来てくれたけど、ネズミ君捕獲にはならず…。
でも、ねこ様めっちゃじゃれてくれたから良し。
明日以降に期待。





…よし、報告書をやるか。


余談
最近、首都マプトの方では銃の発砲事件や路上販売禁止へのデモがあったという不安なニュースが。
何事もないことを祈るばかり。

あと、マプトに上がった時にコロナコロナと言われるのがさすが首都は多いなあと思った。
けど、シャイシャイに帰ってきてから街を歩いてたら、ここでも言われるようになっててちょっとビックリ。
こちらも早く終息することを祈るばかり。




モザンビーク 104日目
シャイシャイ 54日目
帰国まで 626日

ブラブラブラ(モザン103日目)

この言葉を聞いてあなたは何を想像しましたか?


…この問いかけに深い意味はないんですが(・﹃・)


モザンの先輩隊員が数学の授業で
6=3×⬜︎
の⬜︎のことを言うときに使う言葉
ブラブラブラ


いや、てかもう本当にかっこよかった先輩のポル語での授業。



今週の前半はマース(数学)分科会でモザンビーク国内の北部にあるナンプラという地域へ。


モザンに到着した時以来のマプト空港


朝の4:30


眠い_(:3 」∠)_


でも、普段乗らない飛行機にちょっとテンションが上がる。


全然模様がない飛行機がいた。珍しい。


夜が明けていざ搭乗。


さらばマプト空港


窓からの景色が綺麗ー!


そして到着ナンプラ空港!



ナンプラでは、先輩隊員が活動している学校に行って先輩の授業見学や改善案の検討会などを行った。
そんな真面目な写真は置いておいて、以下はナンプラの景色の写真。



サモラマシェル氏の像かしら。


像の周りの景色。


道の途中にあった。ワリャワ…?


その文字の上。水が流れるのかな?


大きい教会ー!


大きいスーパー!


そして、山へー!


登る登る…。


山頂へ到着!


夕暮れの景色がまためちゃんこ綺麗



山頂でしばらく数学談議をしていたのですが、私達の警備のために付いて来てくれたおじちゃんは一人でブラブラ。ありがとうおじちゃん。





写真はまた街中の景色へ。
ナンプラ滞在中は天気が良くて空が綺麗だった。


どっちやねんという信号機。


都会だなあと思うところもあれば、

街から外れればこういうところもあって、


モザンビークだなあと。



今回の滞在期間中は、ナンプラ州でコレラが流行っていたけど無事に過ごせた良かった。



世界遺産であるモザンビーク島に行く際に通過点となるナンプラ。
通過せずにまた訪れたいなあ。



今回の数学分科会で得たものを糧にまた任地での活動を頑張ろう。…ぼちぼちと←
気がつくと焦ってメンタルやられて体調を崩す自分がいるからぼちぼちに・*・:≡( ε:)





先輩方にとても癒された。
マプトで会えた同期隊員にもとても癒された。
本当に感謝。










何日かぶりのシャイシャイわが家。
大家のねこ様が遊びに来てくれました。
久しぶりのためか、いつもよりめっちゃじゃれてくる。かわいすぎる。

ぐでーとなるねこ様



おわり








余談
FacebookSNS、登録している日本のニュースを開くと3.11の話題が。
前は職場もよく関係するところだったし、住んでいた地元もよく関係するところだっから去年までは触れる機会がかなり多かった。
けど、日本からは遠く離れたモザンビークで過ごしていると、スマートフォン以外からは全く触れる機会がなくて。
清々しいくらいなくて。
でも、SNSを開けばブアーッてあって。
このギャップに違和感というか慣れないというか。
当たり前なんだけど、関係のない人には関係ないんだよなあ。
物事ってそういうものよなあ。
知らなければ触れなければ、それは世界にないのと同じ。
世界はつまるところ、その人が見ているか見ていないか、知ってるか知らないか。


あとは、写真の存在の大きさを改めて感じたり。
いろいろ記録しておこう。



ブラブラブラ





モザンビーク 103日目
シャイシャイ 53日目
帰国まで 627日

ゲットだぜ!(モザン93日目)

【本文(これを書こうと思ったの)】

ウィスキーをゲット!!




今まで、ウィスキーは良い思い出がないため敬遠していたので初購入。
(記憶が欠けた過去三回の原因はウィスキーロックかストレート。チェイサーもちゃんと飲んでない。)


というのも、ここモザンで女性が一人バラッカ(屋台みたいなやつ)で飲むのはあまり良くないそう。
田舎にいけばいくほど、娼婦とみられてもしかたないそうな。
お酒が飲めることはもちろんのこと、そこでモザン人と話すのが楽しかったわけですが…。
 
 
ここは日本ではない。
郷に入ったら郷に従いましょう。
一人バラッカ飲みは少し自重しようかと思う。
 
 
しかしながら、ビール飲むんだったらここモザンではバラッカで飲む方がコスパが良いのと、
ビールはプリン体が気になるのと_(:3 」∠)_

   
ワインも好きだからワインは買っていたけれど、
冷たくてシュワっとしたやつも飲みたかったため、手に入れたのがこちら。
ハイボールさんにしようかと思いまして。


今までそこまでウィスキーに興味がなくて何を買えば良いか分からなかったから、お店でネットを見ながらコスパと評判を両立したこの子を買いました。


ウィスキーも種類が色々あるんですね。
飲み方も色々あるみたいだから今後が楽しみ(*´﹃`*)
(ウィスキーの飲み方が紹介されているHP:https://macaro-ni.jp/28803


やっぱり飲食は大事。癒し。

 
アルコール以外の癒しでは、ミルクティーが癒し。

 
 
こちらはほぼ毎日作ってる。
ルイボスティーが安価で手に入るため、それで作っているけど中々相性が良い。
 
 
牛乳はこれが飲みやすい。
(でも日本と違って常温で売られてて生で飲むのは恐いから、加熱しないと飲んでいない。)




飲食で言えば、ネスレさんはここモザンでもよく見る。
日本でもよく見てるからなんだか安定感というか安心する。


一番右のオイスターソースは、パスタ麺と絡めて焼きそば風にしてる。めちゃ旨い。


あと、パスタと醤油やごま油などで作るなんちゃってラーメンも中々好き。


これに重曹入れると中華麺っぽくなって、より近くなるらしいから重曹欲しい。

いやてかパスタ最強。








【前書き(として書いて、書きたかった話と関係のない話だから後ろに持ってきた)】
「ゲットだぜ!」
という言葉が思い浮かんでから、ポケモンのOPソングが頭の中で流れている。
懐かしい。
今でも人気なんだからすごい。
最近、ツイッターメタモンの指輪を見つけて密かに欲しいと思っている。
めちゃかわいかった。


しかしながら、普段からアクセサリーは着けない。
ピアスのための穴も開けていない。
モザン人は日本と比べるとピアスのための穴を開けている人が多いように感じる。
私の通っている中等学校の生徒も開けている生徒がいる。
それがダメということはない。
そこは文化ですね。


かわいいピアスをしている人も多いので、「それ素敵だね」って先生と会話してたら、私も開けたら良いよって話になった。
別の日にその先生にまた会ったときに「まだ開けてないの!?」っていう話になったけど「恐いから」という理由を付けつつ、いやまあ実際に恐いところと(ここでは特に衛生的に)、州都といえどこの田舎街であんまりアクセサリーを着けてお金を持っているというのを見せたくないのと(気にしすぎかもしれないけど)。


いやもうそんなことしてなくても、アジア人ってだけでお金を持っているって思われているんだろうけど。現地からしたら実際そうなんだろうけど。

 
学校でも私の持っているカバンや辞書やUSBなどなど欲しい欲しいという会話が先生とあって、少し、いやだいぶ嫌になる時がある。
先生と事務員併せて100人はいるから、もちろん全ての先生がそうというわけではないし、先生によってもガチで言ってきている感じの人と、会話をしようと思って言ってきている人がいる感じの人がいて、いやしかもこれも私主観の感じだから本当のところなんて知らないんだけれど。

アジア人ってだけでここでは目立つし、街を歩いていると写真を撮られたり(許可求めてくるやつと求めてこないやつと)、知人のモザン人の車に乗っている時に子どもに囲まれたり、いやもうパンダの気分。

 
いやもうそんなパンダの状態だから、外に出たら何かしらストレス(良くも悪くも)を受けるので、少し気合がいる。
首都のマプトにいた頃よりも、人と近い感じがするから余計に気合がいる。
(これはここに限った話ではなく、どこでも都会と田舎特有の違いがあるんだろうけど。)
 

 
最近のマインドの持ち方としては、いつもではないけど、ゲームをしている感覚を持っている。
妙にというか、めっちゃリアルなRPG的な。すごい精巧なゲーム。グラフィックとかの精巧さが半端ないなって。
それは前にブログでも書いた「人生ドラクエ化マニュアル」を読んでからその感覚を持つようになったんだけれど(ブログURL:https://deramaiono.hatenablog.com/entry/2020/02/08/194711


ゲームって楽しいけど、人生自体もそうなったらめっちゃ良いよね。

だから、たまにゲームをプレイしている感覚で生きている。
いつもではないのは、ゲームといえどずっとプレイしているのは疲れるので、たまにプレイする感じ。


リアルな世界に感動しつつ、人と会ったときなどにはイベント発生的な感覚で対処するからなんだか楽しい。経験値ゲット的な。
体力やMP、感情の作用などを見ながら進めていく。
  
  
そうすると、客観的に今の状況や自分を見ることがしやすくなるから良い方法だなと思っている。
よく「鳥の目」とかいって、俯瞰して状況を見ることが大事だっていうけど、意識しようと思ってもなかなか難しかったので、その観点でもこの方法は自分には合っているなと。



 
もう一つ最近のマインドは、「今日が最後の日だとしたらどう行動するか」もある。
これもよくある話ではるけれど。


東日本大震災が全く影響してないかっていうとそうではなくて。
それだけが影響しているかというとそうでもなくて。


なんにせよ明日、ましてや数秒先に何が起こるか生きているかもわからないわけで。
だからこそ、今の感情や気持ちに従って生きたいと思った。
もちろん、多くの場合は人生が長く続いているわけだから、感情論だけで生きるのは、その先に生きづらさを感じることもあるだろう。
だから、ある程度の最適化を図りながら生きてはいる。
でも、「この先」なんて本当に分からないから、自分の意識の無くなる瞬間まで後悔のないように生きたいなと思う。




【あとがき(として書いて、そのまま後ろに置いてる)】
最近の人生の捉え方は「人生は川のようだ。己は川に立っているのだ」的なやつ。
これもよくあるフレーズですね。

モザンに来る前にこの言葉に触れていたけど、最近すごくしっくりきているというかこう捉えている。
自分がどうしようと。なにかかにか上流からは流れてくる。
上流から流れてくるものは自分の力ではどうしようもない。
ちょっと自分のいる場所が右か左かで流木やら何かに当たったり当たらなかったり。
その何かを想定して事前に準備していればダメージが軽減されたり、思わぬアイテムをゲットしたりとか。

ここら辺は、ゲーム理論と近いところもあるけれど。


あんまり自分の感情を多くの人に話すのが好きではなかったけど、こうやってブログではかなり感情を書いている。
最初は過去の自分を振り返る備忘録的な役割で書いていたけれど、人からもらう反応が自分の考え方に影響することもすごく良いなとも思っている。
出すことで返ってくるものあり、それも学びというか人間だなあと思ったり。


だからこそ、言葉って大事ね。
うん。本当に。


生徒にしろ、先生にしろ、友人にしろ、アコンパニャールさんにしろ…。


(アコンパニャールさんの話)
いつもと違う道を通ったのに。
生徒とよくわかんない大通りじゃない通りを通ったのに奴はいた。
一緒にいた生徒が「よくない人」って言って、一緒にシカトして歩いたけど。
彼は何かを言ってたけど。

今日は授業以外にも仕事があって、いつもより帰宅が遅くなって周りは薄暗く。
そしてまたもや奴に出くわす。
帰り道に自宅まではシャレにならない。
逆の横断歩道に渡って、家と逆方向に一回歩いて撒いて、
でも、また会ってしまって、また上記を繰り返して。

本当何してるのこの人……。

言葉って大事。
うん。





モザンビーク 93日目(まじか)
シャイシャイ 43日目
帰国まで 637日

はき出したいんじゃ(モザン86日目)

ここ数日何かあったわけじゃないけど、何かあったときもあったけど、涙が出てくることが多いので、気持ちの整理のために書いてみるやつ。

書いてる暇あるならポル語とか勉強せえよって思うけど、身が入らないので、効率を図る上でも感情の整理はきっと重要。










モザンビーク シャイシャイに来てからは暑さのせいかなかなか寝付けない、寝ても夜の2時や3時に起きることがあってしんどいなあと思ってた。
でも、ここ数日は雨が降ったおかげかわりかし涼しく夜も寝やすい日々。
のに、朝起きてゆっくりしてるとなんでか涙が出てきて「???」状態。

雨が降った後ではあるけど、天気は晴れ。
天気のせいではない。

毎週月曜日にメフロキンというマラリア予防の薬を飲んでて、その副作用で落ち込むこともあるかもしれないけど、月曜日はもう過ぎてる。
薬のせいではない。



んんんんんん。




別に学校に行きたくないとかでもない。
ので、普通に学校に行く。
そして、学校に行って同僚と話してて(いやもう学校行く途中で出会った人と話してても)、また涙が出てくるという。


いや、ここでの涙は嬉し涙の方なんだろうけど。
感情が刺激されたのかな?
心配してくれたことに泣けて来た感じかな?


しかし、活動先で泣くというのはあまり、いや、かなり好ましくない。
何しに来てるんだと思う。
もちろん人間だから感情があるのは当然で、涙も感情による作用だからいたしかないところはあるけれど、
活動先というのは仕事というかボランティアで行っているわけで、
日本からはそれなりにお金をいただいて来ているし、
自分で好きで来てるわけだし、




んんんんんん。





ちがうなあ。




別に上記二つの理由があったとして泣いてダメかと改めて思うと、そうでないと思う。





んんんんんん。





プライド的なやつか?




プライドって意味なんだっけ?
後でグーグル先生に聞こう。





ともかく活動先で泣くのはあかんと思う。
なんでダメかの理由はもう少し考えよう。
(泣くのは甘えみたいだから?でも、いやうんんんんんんんん)




ああでもメンタル面を考察すると、地味にMP削られる事案は今もイヤ。

① アジア人いじり
→とりあえず学校の生徒で言ってきた子には「それってどういう意味?」とか聞いてみたら、逃げられたり謝られたり。意味聞いただけなんだけどなあと思いつつ。学校以外で言われるのはスルーして『可哀そうな子だ』とか思うけど、やっぱりメンタル削られるんね。こればっかりはなあ。

② Acompanharしてくる人
→最近の私の中での名称「Acompanhar(同行する)してくる人」。動詞が二つ被ってる気がするけどご愛嬌。家から学校行くまでに出会うと一緒に学校まで同行してくる人。前はリスニングの糧にしようとか少しは前向きに思ってたけど、いややっぱ臭すぎるし、何言ってるか分からないことが多いし、でも下手にしてしまってもこわいし、でもでも最近は疲れてるとか話したくないとか一人で歩きたいとか学校に行きたいと何ならシカトもしてるけど同行しながら学校の敷地内に入るまでずっと喋ってるし。これが週3回は確実にある。今日は帰り道にも遭遇した。でも、生徒と一緒に下校して喋ってスルーしてたら着いてこなかった!何より。登校を一緒に出来る生徒を奴に出会う前に見つければ良いのか…。でも最近出会時は家を出てから5分で出会う。むつい。




あとはあれだ。
自分の出来なさ具合が情けなくて情けなくて。

よう出来んなあとは思ってたけど、やれば出来る子かと思ってたけど、
いやあ
出来ない、出来てないねえ
をひどく痛感
してるのもあるんだろうなあ。






あとあれだ。(二回目)
色々考えてると、「~すべき」的な思考が多いとも思った。
そういう考え方だから溜まるストレスもあるんだとうなあとも思ったり。
自分の軸は大事なんだろうけど。
けど、そうしてみると、自分の軸というかこれは大事にしたいなってものを改めて考えてみると何だろう。




いやまあもう今日ここで生きてるだけで自分を褒める。





えらいえらい。



こういう時、コウペンちゃんを思い出す。





コウペンちゃんとの出会いは打首獄門同好会さんのこのPVから
打首獄門同好会「布団の中から出たくない」
https://youtu.be/s4DxPeLNVuw





そして暑いモザンではこれ聴いてる
打首獄門同好会「なつのうた」
https://youtu.be/LJwR4iHxKV0









何あともあれ
Pouco,pouco.
少しずつ少しずつ。



モザンの同僚たちにも助けられてる。
あとは、日本人にはそれはもうかなり助けられてる。
なんだかんだ母国語最強。言葉って大事。
日本にいる人たちは、過ごしてきた時間もあるだろうけど。
本当に日本にいる方々にもかなり助けられてます。
ありがたや。
ありがとうございます。






(余談)
連日の暑さのせいか、ストレスのせいか、肌荒れのレベルがやばいいいいいいいいい。
顔から首から胸周りから。
寝よう…!!!




モザンビーク 86日目
シャイシャイ 36日目
帰国まで 644日

アルファッシー!(モザン83日目)

今日のモザンビーク シャイシャイは雨。
毎週日曜日はシーツの洗濯日にしてたので、ちょっと残念。
そして、洗い場が外にあるので、ううーん。
でも、涼しくて過ごしやすい気温だから快適。


①アルファッシー!
〜バラッカで仲良くなった人たちの話
②その日は突然に
〜名物?突然授業することになった話




・アルファッシー!
〜バラッカで仲良くなった人たちの話

この日はバラッカで仲良くなった先生とビリヤード。
この辺のバラッカにはちょこちょこビリヤード台が置いてある。
ビリヤード下手くそだけど好きなのでとても嬉しい。



バラッカに行くまでに先生の学校を一緒に散策。

ここは先生になる人のための学校。
2年前くらいにJICAの隊員が先生としていたらしい。


敷地内で日本の国旗発見。

(ここの建物は日本とモザンビーク共和国間の友好と協力の象徴として日本からの支援を受けて再建されたよーって内容)



敷地に落ちてた果物。

名前忘れたけど美味しかった。



そして、バラッカに到着。


いざ勝負。
モザン人の構え方はみんな視線が高い。


ゲームはエイトボール
ファールルールが自分の知ってるものとちょこちょこ違うけど、基本は一緒。
1ゲーム5MT(≒10円)

ちなみに、負けました_(:3 」∠)_
練習しよう_(:3 」∠)_
でも、楽しかったーー!



また別の日に行ったバラッカ。
お姉ちゃん達と仲良くなる。
写真のかけ声は
「アルファッシー!」

アルファシ(Alface)はポル語でレタスという意味。
口角が上がるから良いかけ声。






・その日は突然に
〜名物?突然授業することになった話

授業が始まって7日目。
いつも通りに学校に行ったら、CPから
「葬式に行くことになったから授業を頼んだ。生徒と会話するだけで良いから」
とのこと。

会話と言っても、1クラス90人を相手に会話というのもえらい大変。
最初は生徒の自己紹介をしたりしてみたものの騒がしくなるため、他のクラスでは演習問題を取り組むことにした。
演習問題といっても、最近の授業は前の学年の復習ぐらいしかしていなかったため、前の学年や初等教育で学習したであろう内容の計算問題を出題。
答え合わせと解説は、それぞれの生徒に先生役になってもらって実施。
ここの子たちは積極的だからありがたい。

そして、つくづく痛感するのが話したい言葉が出てこない問題。
今回、授業を持たせてもらってより感じた。

そして思った以上に生徒が計算出来てなかったのにも驚き。
凡ミスとかではなくて、そもそもが分かってないと思われる子が多数。
そして、そこで自分の口から解説が出来ないもどかしさ。


勉強しましょう。




モザンビーク 83日目
シャイシャイ 33日目
帰国まで 647日